人気ブログランキング | 話題のタグを見る

はじまりの日

my19.exblog.jp
ブログトップ

冬に読みたいのりもの絵本(電車多め)


さすが師走!と言いたくなるくらい、なぜだかばたつく今日この頃です。
とはいえばたばたしているのは親だけで、息子は相変わらずのマイペースくん(当たり前~?)
なるべく意識して心を整えたいと思うのですが、気を抜くと「忙しい!」と言ってしまいそう^^;;
そんなわたしでも、絵本を手に取り息子と一緒に読むときだけはゆったりモードになれます。

息子は相も変わらずのりものだいすきっこ!そんな息子とわたしの最近のお気に入り絵本たちで、
いよいよ寒さが厳しくなってきたこの季節にぴったりな絵本たちを今日は記録しておきたいと思います。
(息子は3歳なので同じくらい~ののりものだいすきっこたちにもおすすめできるかも、です)

まずは秋から本格的な冬への季節の移ろいを感じさせてくれるこの絵本:

さいしゅうれっしゃのあとで

さいしゅうれっしゃのあとで
市川 宣子(著) 柿本 幸造(イラスト) ひさかたチャイルド

絵から空気の温度やにおいを感じます。電車が順番に冬を運んでくる設定がまたなんともよく。
わたしと息子の間で、雪だるま語で「むむ、むむむ?」「む、む。」と会話するのが流行っています(笑)

チンチン電車という響きがわたしにとってのノスタルジー:

チンチンでんしゃのはしるまち (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん)

チンチンでんしゃのはしるまち (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん)
横溝 英一(著) 福音館書店

今は廃線となってしまった故郷の赤いチンチン電車を思い出します。
そんなノスタルジーはもちろんわたしだけが感じていて、息子にとってははじめましてな出会い。
チンチン?チンチン?と過剰反応しないでください・・・(ビロウなネタでごめんなさいm(__)m)
長崎の街を走る路面電車、雪の混じる雨の日も、みんなをあたたかく運んでくれるのですね。
車輪がすべらないようにレールに砂をまく専用の電車が坂を先に走る、そうなんだ~(親子で発見)
横溝さんの電車絵本はその絵の素晴らしさからどれもこれも息子のツボを押さえてくれます~
最後に載っている路線図を見て、絵本で電車が走った通りになぞるのもだいすきです。

わたしがものすごくすきになった絵本:
冬に読みたいのりもの絵本(電車多め)_e0269946_0282655.jpg
どんこうれっしゃがとまります (のりものえほん (9))
鶴見 正夫(著) 倉石 琢也(イラスト) 小峰書店

図書館で何気なく借りて読んでみたらわたしの心にぐっとはいってきて・・・
調べたらどうもすでに絶版らしく、どうしても手元に置いておきたかったので中古で探し購入しました。
宝物の切符、自分の心の故郷と誇り、冬の凛とした空気感と共にメッセージを感じました。
息子も気に入っているはずなのですが、眠すぎるときと疲れているときは読みたくないようで。
多分伝わってくるなんともいえない切なさ?を彼は繊細に感じ取りすぎてしまうのかなぁ。。。
もう少し歳を重ねるとまた違った感じ方をするのかもしれません。大切に付き合っていきたいな。

電車が続いたので次ははたらく車でGO:

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ばーじにあ・りー・ばーとん(著、イラスト) いしい ももこ(翻訳) 福音館書店

割と文章ボリュームがあるのですが、すーっと読めてしまう&聴けてしまう面白さがあります。
バートンのいたずらきかんしゃちゅうちゅうも好きですが、ケイティはもっともっともっと好きみたい。
雪にすっぽりつつまれたじぇおぽりすシティが最後にはケイティによってすべての道がつけられていく、
「けいてぃーは もう、 すこし くたびれていました。 
 けれども しごとを とちゅうで やめたりなんかけっしてしません……… やめるものですか。」
ここがすきで心をじーんとさせています、そう、本当のお仕事はそういうものなのだ、息子よ。
もうほんとに何度も繰り返し一緒に読んでいるので、息子もきっと感じるものがあるのでしょう。

各地で雪が降っているようですが、愛知県はまだまだそんな感じはなく。
雪害は大変ですが、雪の白さ、静けさはわたしはすきです。冬のどこか物憂げな絵本もいいものです。
寒さあってこそのあたたかさ、澄んだ空気も気持ちよく、冬は個人的にしあわせを感じやすい季節です。

最後におまけ。季節にぴったりではないのですが、今そばにいたい電車絵本:

おやすみブルートレイン (フレーベル館の秀作絵本)

おやすみブルートレイン (フレーベル館の秀作絵本)
松澤 睦実(著) 木村 定男(イラスト) フレーベル館

ブルートレインが全面廃止になる、というニュースを少し前にみました。
一度も乗車したことはありませんが、その存在はなぜだか夢を感じさせてくれるものでした。
息子も気になっていたようで、他にも1冊ブルートレインの絵本をもっています。
この絵本は絵が淡く美しく、詩も心地よく、なんだか夢を見ているような、そんな気持ちにさせてくれます。
図鑑など現実的なものを男の子は好みがちかな、と思うのですが、こんなファンタジーもいいよねぇ。

最近なんだか素敵な出会いが多く、息子もわたしもますます絵本に夢中♪
よい絵本の定義はいろいろありますが、心がこれ!と思ったものがやっぱり正解*^^*
そして、お互いのからだとこころの体温を感じ合いながらの絵本タイムは、
なんとなくせわしない今のこの時期にこそ必要な時間かもしれないな、なんて思ったりするのでした。

呼吸をゆったり、今しかないこの時を大切に。
残り少ない2013年の日々をただただ丁寧に過ごしていきたいです。

+いっくん 3歳5ヶ月+

にほんブログ村 教育ブログ チルドレン大学へにほんブログ村 教育ブログ モンテッソーリ教育へにほんブログ村 子育てブログ 子供への読み聞かせへ
ポチッと応援していただけるとうれしいです*^^* 
by kakachan19 | 2013-12-18 01:24 | ■超読み聞かせ