こどもの家で七夕飾りの短冊に「パイロットになりたい」と願ってきた息子。
どうやらその気持ちは本物だったようで、最近よく自分はパイロットになるんだということを話します。
他にも電車の運転手さんという夢もあるようですが、どうも今は空の方へ気持ちが向いている様子。
最近さらにもうひとつ夢が増えたようで、それがなんと「宇宙船操縦士」らしい…!
「いっくんがおかあしゃんをつきにつれていってあげるね*^^*」と胸キュン発言をしてくれます(笑)
そんな息子にもしかして今がぴったりなんじゃないか、と思い、

お出かけしてきたのが『各務原航空宇宙博物館』です~
(HPはコチラ:
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/museum/)
2歳の時におじいちゃんと一度きたことがありますが、そのときは楽しんではいたものの、
展示の機体などよりも、どちらかというと幼児用クイズ&スタンプラリーに夢中だったかな。
さて、パイロットが夢だという3歳になった今の息子は何にどんな興味をもつのかな~?

まずは入り口すぐの無料エリア、大きな飛行機やらヘリコプターやらが鎮座しています。
これらをみて「わぁ!!!」と喜びの声を上げた息子、ここからすでに前回と反応が違う。
「おおきいねぇ!なんでおおきいんだろうねぇ!」と何度も何度もいうので、
こんなおおきい飛行機いっくん操縦するの?と聞いてみたら、「うん!いっくんできる!」だそうで(笑)
この外エリアにはちょっとした遊具なんかもあってそこで遊びたがるかと思いきや、
早く中に行きたい~!という感じだったので、暑さもあったしさっさと中に入館~

「おおきいひこうきだね~!!!」 本当だねぇ!
今回はスタンプラリーには参加せず、まずはこのまま純粋に展示を観察することにしました。

「おかあしゃん、エンジン!とってもおおきいね!」本当だねぇ、重そうだねぇ。
「おおきいからじぇっときとおなじでえんじん4つ?」 お?どうなんだろう?

自ら機体の下や正面へまわってエンジンがいくつついているか確認しだした息子。
「おかあしゃん、エンジンちゃんと4つついてた~!」 そうかい、そうかい。
このエンジン確認作業は息子のお気に入りの絵本の影響かと思われます。

ロボットだ~!名前は航くんだって。話しかけるとお返事してくれます。
機嫌がいいと歌も歌ってくれて、それに息子は大喜びでしばらく話しかけていました。
そしてパイロット志願なちびっこたちにとって、夢のような場所…

「いまおそらのみぎをとんでいまーす!ひだりでーす!」と延々と操縦モードでした。
そして「おかあしゃん、これはなに?これは?」と質問攻めでしたが、母にはわかりません…
パイロットになるにはたくさん覚えることがありそうだねぇ、と伝えておきました(笑)

ヘリコプターの操縦席も座れます、こちらはプロペラ機ほどは心惹かれなかったようですが。
宇宙船操縦士さんも気になっているのなら、宇宙の方の展示もみてこようか~
(しかし宇宙船操縦士という名称はあるのでしょうか?まとめて宇宙飛行士なのでしょうか?)

日本のロケット開発に関する映像を見たり、ロケット模型をチェックしたり…

「さむいときにきるあついふく~!」 …えっと、あっているのかまちがっているのか(焦)
そんなこんなをしていたらちょうど午後の工作テーブルがあく時間になったので移動~

係りの方お勧めの親子で簡単にすぐ作れるものと、きちんと糊付け工作系と2種類購入、
まずはおすすめされたホチキスでつくる簡単系紙飛行機の作成開始~!

息子も一緒にやりながらペロンと本当にすぐにできてしまいました。
もう1種をわたしが準備する間、さてどうしましょうと思っていたら、
係りの方々がまるで祖父母のように息子に飛ばし方を手取り足取りレクチャーしていてくれました。

自分で遠くまで飛ばせるようになって大満足の息子、席に戻ってきて自分でやるモード!
ここでも年配の係りの方が、まるでおじいちゃんが孫を可愛がるように一緒に工作してくれました。
二人きりでお出かけすると、わたしがもっているものだけしか見せてあげられないけれど、
こうやって色々な方が優しくしてくれたりするので息子の世界も広がって本当にありがたいです。
さてさて、工作がすべて終わるとまたまたちょうど試乗体験にちょうど良い時間~!

なんて貴重な…!操縦かんを握り、速度調整のレバーを動かし、息子も大興奮!
ちゃんとパイロットの服まで着せていただいてすごく高揚した顔をしていました。
わたしもなんだかわくわくしてしまい、いろいろ質問してみて新しいこともたくさん知りました。
特に気になっていた視力のこと、パイロットは目がよくないといけないはずなので…
わたしが裸眼で0.01、乱視がー3というかなりのものなので、視力に関しては気になって(>_<)
教えていただいた内容としては、今は裸眼で0.2、矯正視力で1.0が出ればパイロットになれるそう。
ただし、視力があっても目の手術歴があると×なのだそうです。知らなかったぁ。。。
「坊や、パイロットになりたかったら、ごはんをたくさん食べて、目を大事にするんだよ。
あと、お母さんの言うことをちゃんとよく聞くんだよ。」と言ってもらい、わたしもなんだか得した気分(笑)
息子はと言えば、神妙な面持ちで「…はい!」ときりっと返事をしていましたが… 本当かなぁ?(笑)

パイロットさんのふく~!と大喜びでキメポーズ記念撮影~!
この後もほかの展示を見て、3Fにある人類の飛行の歴史に関するショートフィルムにはまり、
同じ内容なのに10回以上も連続で見て(わたしが先に飽きてしまった…^^;;)、
最後の最後の復習がてら入口に戻ってスタンプラリー冊子を買い求め全部展示を回りなおして終了~!

上(3F)から見た施設の全体、すごいボリュームだ~!
最後にもう一度試乗できる幼児用飛行機の操縦席にのってパイロット気分を味わう息子、、、
「このぷろぺらきはしろだね、ちいさなぷろぺらきはあかだけどね。」と話ながら降りて、
そのままもう大満足!といった軽い足取りで航空宇宙博物館な一日は終了となりました~
パイロットの夢、ジェット機のエンジンの個数、小さなプロペラ機の機体の色、全部ぜーんぶ

とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)
小風 さち(著) 山本 忠敬(イラスト) 福音館書店
こちらの絵本からきているのかなぁ、と思っています。すごく爽やかでわたしも好きな絵本です。
もちろんこの日の晩はこの絵本を寝る前の絵本として選んだわたし&息子です。
ここから空への夢が育って、さらにそれより上への宇宙へとつなげてくれたのが

のりもの (はっけんずかん)
西片 拓史(イラスト) 小賀野 実、東京消防庁田園調布消防署 学習研究社
1歳の時からバイブルになっているこの図鑑の「うちゅうへたびしよう」のページです。

うちゅうひこうしになりたいな
バイロン・バートン(著) ふじた ちえ(翻訳) インターコミュニケーションズ
こちらの絵本も宇宙へのこどもらしいわくわく感を与えてくれます。
今回プロペラ機の操縦席のいろいろな部品が気になったようなので

運転席図鑑 (大きなたいけん図鑑)
元浦年康(写真) 学習研究社
以前はあまり興味を示さなかったこちらの写真絵本をもう一度一緒に図書館でめくろうと思っています。
(我が家は図書館でチェックして気に入るようならそのときに購入しよう~というスタイルです)
しかし、自分はこれになりたい!という夢がすでに在るだなんてちょっと息子がうらやましい。
初志貫徹するのか(これはまれなケースですよね)、派生してほかの夢につなげていくのか、
それともこれから次から次へと新しい夢を見つけていくのか、それはわからないことですが、
「今」「これがすき!」という気持ちを常に大切にしてあげたいなぁと思います。
わたしも「夢」みつけたいなぁ。
よーし、いっくん!パイロットになりたいのなら野菜もいっぱい食べるんだよ~!
+いっくん 3歳0ヶ月+



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