今回のマザーグースは「To bed, to bed,” says Sleepy-Head...」
※受講中の
チルドレン大学のコンテンツです。
Vol.100ってやっぱりちょっと特別な感じがしてうれしいな~!
(イソップ1~4をスキップしているので正確に言うと100コンテンツ目ではないのですけれど^^;;)
息子も3歳を過ぎてだいぶ成長を感じるし、せっかくのVol.100だから(?)趣向を変えてみよう~
ということで、今回は絵本などの事前準備はほどほどに息子にネットワークを任せてみました~!
「あたらしいまーざぐーしゅだね!」ともう見せるだけで嬉しそうな息子です。
Youtubeにあったメロディを拝借して、わたしが歌い、息子がなんとなくなぞるという定番作業になり、
今回も1節ずつ英語を日本語に絵本風に訳していってあげたところいつも以上に楽しそうな雰囲気。
「ねぼすけちゃん」「のろまくん(のろまなローラーがすきなのでこう訳しました)」「大喰いちゃん」と、
登場人物それぞれがキャラ立ちしていたのがよかったようです(訳は息子に合わせたわたし流です)。
散々この3人のストーリーを二人で膨らませた後、今回は息子にネットワークしてもらうということで、
「いっくん、このなかで何がいちばん気になる?なにを知りたいかな?」と聞いてみました。
すると、すこし迷った風にイラストを見つめた後、大喰ちゃんの手元に視線を集中させて、
「いっくん、これがきになる。このおおきいスープ。」と教えてくれました。
やはり!実は用意こそしていなかったものの事前に息子ならそこに興味がいくと予想していました(笑)
よーし!じゃあ今日はスープを一緒につくろうか~!スープの絵本もあるかなぁ?
実は汁物が苦手な息子なのですが、自分で決めたことだからかうきうき気分で図書館へ行き、
しばらく絵本を一緒に読んだりした後、わたしが事前に目を付けていた
絵本の中の幸せスープレシピ (タツミムック)
東條 真千子(著) 辰巳出版
こちらの絵本をまずは探し出して、これを参考にして絵本を数冊セレクトし借りました。
そして、そのまま図書館近くのスーパーに行き、息子と相談してつくりたいスープをきめて、
その材料を息子がメインで選んでカゴにいれてもらうということをしました。
だいたいの材料はうちにストックがあったので、少し買い足すぐらいだったのですが、
野菜の旬やら鮮度がよいものの選び方、カゴにどうやっていれていくとよいか、
最後には(混んでいなかったので)セルフレジで清算するところまで楽しんでもらいました。
さぁ、じゃあいっくんが選んだ表紙と同じお星さまのスープをつくりましょう~
パプリカとレシピにはないズッキーニをわたしセレクトで追加してクッキー型で抜きます。
ズッキーニの方は程よい固さで型抜きもすいすいできたのですが、パプリカは大変!
息子の力では抜ききれませんでした(レシピ本には型の上に小皿を置いて押すとよいとありました)。
パプリカの方はわたしが仕上げということで息子と一緒に型を押してやっと全部完成~
型を抜いた方の野菜も細かく切ってスープにいれるよ~カラフルでいい感じ♪
(このスープは星の王子様のスープレシピで惑星に見立てた毬麩がはいるのですが、
うちにもスーパーにもよいものがなかったので今回は入れませんでした)
さぁ、絶賛偏食中で野菜も汁物もあまり好まないけれど、このスープは飲むのかな…?
飲んだ~!お汁の方は半分くらい飲めました!
星と車の型抜きをしたパプリカとズッキーニもすごーく頑張って自主的に1つずつ食べた!
息子は偏食ですが、その理由が感覚過敏なので(口も肌も物事を受け止める感覚もすごく繊細です…)、
無理に受け付けないものを食べさせることはしないのですが、こういうきっかけづくりはいいね。
涙目になりながら「いっくん、やさいたべた!おおきくなる?うちゅうにいけるかな?」
と、最近将来の夢に追加になった宇宙飛行士(宇宙船操縦士?)への希望を膨らませていました*^^*
この日をきっかけに野菜と仲良くなろうプロジェクトが(わたしのなかで勝手に)始動して、
野菜たっぷりポテトバーグ(人参、ピーマン、コーン、ジャガイモ、枝豆入り)を一緒にまるめて~
ホットプレートで一緒に焼く~!こちらはわりと好評で3つも食べてくれました。
自分で作るとやっぱり楽しい気分のままとにかくひとくちチャレンジする気になるようです。
実はポテトサラダのあまりに(うちはマヨネーズ入れないのでコロッケの中身みたいなかんじです)
これまたチャーハン用に炒めておいた具材を投入して片栗粉でまとめただけなのですが^^;;
薄くまとめたもののほうがカリカリして食が進む様子、ほくほくは苦手らしい(←個人メモ)。
しかしたくさんつくりすぎてまたも余ってしまったので、それも半割にしたピーマンにつめて
チーズをのせて焼いて大人が食べて完食しました!南極料理人みたい、と自己満足(笑)
もちろんスープもまだまだつくるよ~
というわけで豆乳かぼちゃスープをのんで口にかぼちゃ色のおひげが(笑)
とってもおいしくできたと思うのだけれど、やっぱり3口くらいしか飲んでくれなかったなぁ。
でも意を決して飲んで「おばけみたいにかぼちゃいろになった?」と確認して楽しかったね。
おばけパーティ
ジャック デュケノワ(著) おおさわ あきら(翻訳) ほるぷ出版
お料理を食べるたびにその色に染まるおばけたちが可愛い!もちろんかぼちゃスープもでてきます。
その他図書館で借りてきたスープの絵本:
オオカミと石のスープ
アナイス ヴォージュラード(著) 平岡 敦(翻訳) 徳間書店
息子がいちばん気に入ったスープ絵本がこちらでした。絵を読む絵本だと思います。
真の面白さというのはまだ息子には伝わらないと思うのですが、なんだか気に入ったようです。
このお話はポルトガルに伝わる民話でいろいろな絵本作家が再話をしていて、
せかいいち おいしいスープや
しあわせの石のスープも併せて読んでみたいところです。
が、今回は夏休みということもあり、貸出し中だったので次の機会にとっておいて~
ここからは絵本中にスープはでてきませんが、
スープレシピ本に絵本の内容にアレンジしたスープのレシピがのっていた絵本です:
3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
トルストイ(著) バスネツォフ(イラスト) おがさわら とよき(翻訳) 福音館書店
スープレシピ本にセレクトされていたのは別の出版社の絵本でしたが、福音館ファンのわたしとしては、
だんぜんこちらの3匹のくま押し!このイラストであってこその3匹のくま!(個人的な意見です~)
パット=ハッチンス(著) わたなべ しげお(翻訳) 偕成社
おもしろーい!この一言につきます!翻訳者の力あってこそ、素晴らしいです。
ベーコンスープ用に以前もつくった自家製ベーコンをしこんで焼いちゃいました、冷蔵庫でお休み中。
おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)
赤羽 末吉(著) 福音館書店
ずっとお気に入りの絵本、そろそろ購入してもいいかな~
オリビア
イアン ファルコナー(著) 谷川 俊太郎(翻訳) あすなろ書房
なんだか息子みたい…と読んでいてわたしのほうがクスリときちゃいました。
amazonにあった絵本とスープメニューの一部を転載しておきます:
あの主人公も食べた、夢の童話スープ35
【本書で紹介している絵本、スープメニューの一部】
<野菜のスープ>
●「ぐりとぐらとすみれちゃん」→にんじんといんげんと卵のスープ
●「星の王子さま」→お星さまのパプリカスープ
●「ハイジ」→ポテトチーズスープ
●「スノーマン」→メレンゲと赤ピーマンのスープ
<お魚とお肉のスープ>
●「オリビア」→ミートボール・パスタスープ
●「ベーコン わすれちゃだめよ!」→ベーコンと温泉卵のスープ
●「ムーミン谷の十一月」→魚と野菜のブイヤベース
<お米とお豆のスープ>
●「おしゃべりなたまごやき」→オムライス・ブラウンスープ
●「パイがいっぱい」→ひよこ豆のパイ焼きスープ
<デザートスープ>
●「ヘンゼルとグレーテルのおはなし」→カステラ・いちごスープ
●「おやすみなさい、ペネロペ」→クレープチョコレートスープ
●「はちみつ入りミルクスープ」→ちびくろ・さんぼ3
こんなにいろいろな絵本があって、いろいろなスープがあるだなんてなんて幸せなんだろう*^^*
著者のかたの絵本とスープへの愛情を感じました。眺めるだけでも幸せ気分です。
アレルギーレシピではないので、息子にあわせてアレンジが必要ですが手元に置いておきたい本です。
今回拝借したメロディはこちら:
このマザーグースは本当に気に入ったようで、今日も夜の寝る前のベッドでの絵本にも
紛れ込ませて歌ってほしいと2回もお願いされました。そして少しずつ覚えているようです。
「To bed, to bed, ... Sleepy-Head♪ 」こんなかんじで飛ばし飛ばし歌っていて可愛いです*^^*
今ちょうど登録しているパワーリーディングのメルマガが、
好き嫌いと多様性を受け入れる姿勢など食べ物と子どもの人生の関連性を考える内容だったので、
今回は息子の今後の食との付き合いをあらためて考えるいい機会になりました。
9月から幼稚園ということで、当初目標にしていた幼稚園入園までにチル大1周は難しくなったので、
これからもわたしと息子のペースでたのしくマザーグースなどチル大コンテンツを楽しんでいきます~
+いっくん 3歳0ヶ月+
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