今日(2014/05/27)のgoogleアニバーサリーロゴ、見ましたか?
環境保全運動の母であり生物学者であるレイチェル・カーソン生誕107周年アニバーサリーロゴですね!
レイチェル・カーソンといえば、世界的ベストセラー著書『沈黙の春』(Silent Spring)が有名ですが、
わたしが宝物として大切にしている『センス・オブ・ワンダー』は彼女の遺作である著書です:
センス・オブ・ワンダー
レイチェル・L. カーソン(著) 上遠 恵子(翻訳) 新潮社
原書(大判で写真集みたいで素敵なのです、うっとり~)と日本語訳書の両方を持っていますが、
今日はいいきっかけだと思い久しぶりに読み返してみました、そして今再びじーんとしています。
あとがきをいれても60ページほどしかないコンパクトなこの本、さらっと読めてしまうのですが、
その内容は…是非子育て中の大人たちにはもれなく読んでほしいところですが…こころを揺さぶります。
It is not half so important to know as to feel
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない
わたしの人生のモットーであり、息子と育ち生きる日々の大切な指針でもあります。
センス・オブ・ワンダーとは、美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見張る感性のこと。
このブログも自然遊びの記録には"
センス・オブ・ワンダー"のタグを付けさせていただいていますが、
生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、
わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、
感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。(p23-24)
わたしたち親の役割はここのところにあるのだろうなぁ、とセンス・オブ・ワンダーを意識する日々です。
それはなにも手に届かない大自然だけを求めることではきっとなくて(もちろんそれも理想!)、
道端の野の草花にも、雨上がりの澄んだ空にも、そばに息づく小さな生き物たちにも見出せるもの。
どこにいても光は注ぐから。朝が来て、夜が来て、また朝が来る、すごいですよね。
出来るだけ美しいままをこどもたちに残せたらと願わずにはいられないけれど。
こどもたちは美しさ、不思議さ、楽しさを発見する天才!大人は知らない?ううん、きっと大丈夫。
ただ忘れちゃっているだけ、こころをひらいてこどもたちと一緒にいれば思い出せるはずなのです*^^*
わたしも息子と一緒に歩みながら、たくさんのセンス・オブ・ワンダーを思いだし育てています。
そして!センス・オブ・ワンダーを磨くのに大切なのが自分の五感を高めること、でしょうか。
モンテッソーリ教育でも五感を刺激し豊かにすることを大切にしています。うん、繋がってる!
わたしも息子の誕生で、それまで以上に五感に刺激を受ける日々がはじまりましたが、
それでも意識していないと、大人になった今、生活に不便もないし、五感を使うことをおろそかにしがち…
子育て中の母として、センス・オブ・ワンダーと五感をしっかり育てていけたらいいな、と思います。
そうしたら、大人の叡智をもったまま、こどものこころを忘れずにいられるはずだから。
それはきっと、息子だけでなく、世界中の人たちが笑顔で生きる未来に繋がっていると思うから*^^*
最後に。レイチェル氏の著書『センス・オブ・ワンダー』の雰囲気が伝わる動画をシェアします:
もしも感じるものがあったなら、是非一緒にセンス・オブ・ワンダーと五感を育てるこころの旅に出ましょう♪
世界は美しいもので溢れています、気づかせてくれる存在に感謝です*^^*
Love, かーかーちゃん
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