はじまりの日

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絵本を一緒に読んで気付くこと


冬休みに取り組んだ献金のおはなしのつづきです。
 ⇒前記事:世界を知るために出かけよう

献金に取り組んでいる間、出かけて行って展示を見たり、家族で日常的に話してみることのほかに、
せっかくだから世界のリアルをテーマにしたもので3歳児にも伝わるような絵本がないか探していました。
テーマがテーマだからか対象年齢が高めの絵本は見つかるのですが、しっくりこなくて・・・

とりあえず頭にそのことを入れておいて、絵本のことを調べていたある日、出会いました:


ぼくがラーメンたべてるとき

ぼくがラーメンたべてるとき
長谷川 義史(著) 教育画劇

Amazonの内容紹介:

ぼくがラーメンたべてるとき、となりのみっちゃんは、なにしてる?
となりのくにのこは、なにしてる?あそんでる?はたらいてる?それとも......。
同じ時間の中にいるこどもたちは、今、なにをしているのだろう?

どんな場所にいても、まっすぐに立っていてほしい、と、
人気絵本作家・長谷川義史が世界の子どもたちの一瞬を切り取りました。

たった十数文字で、世界の"本質"を表した作品です。


レビューを読んで、その内容をある程度知った状態でこの絵本を読んだのですが、
それでも頭をがつんと殴られたような、もうなんといってよいのか、、、ものすごい衝撃がありました。
大人こそが読むべきか、こどもは物事をある程度分かるようになってから読むべきなのか、
いろいろ考えてしまって、結局冬休みの間に息子に読むことはできませんでした。

それでも。冬休み明け、献金箱を幼稚園に持っていった後日、やっぱり読もうと思い、
息子には、悲しい絵本かも知れないけれど読んでみる?と一応前置きをして読みました。

読み終えての息子の様子はというと、エンディングがよくわからないといった風でした。
そうだね、今はそれでいい。この絵本のこと、また時が来るまで大切に覚えておこうと思います。
小学生~のこどもたちやこころを忙しくさせすぎている大人たちに是非読んでもらいたい絵本です。

そんなこんなで、献金箱も無事幼稚園にお届けでき、絵本も読んで、とりあえずはひと段落だな、
とそう思っていたのですが、息子が急に「いっくん、また献金したい。」と言い出しました。
え?と内心思いつつ、それはいいけれど何でかな?誰のためになのかな?と聞くと、
「象さん。象さんを助けたいの。」と、、、正直なぜ象が出てきたのか、まったくわからず;;

もちろん悪いことではないので、本人の意志を尊重して、象さん献金プロジェクト発動!
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まずは献金箱づくりから。象のフィギュアを持ち出してきて絵を描く息子。
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出来上がった象さん献金箱は息子の棚の上に置きたいと言われてそこに設置しています。
(関係ないですが、象の絵がなかなか象っぽく描けていて、そこにちょっとびっくりしたわたし^^;;)

献金箱にお金をいれるタイミングは冬休みから引き続き:

・いっくんが何かを我慢できたとき
 (ex. 買う予定がないのにほしくなってしまったお菓子なんかを我慢したときetc...)
・誰かからプレゼントなどをもらったりして嬉しい気持ちをシェアしたくなったとき
・いっくんがしてくれたことでおとうさん・おかあさんが優しい気持ちになれたとき

という、我が家なりのルールを設けています。
献金の為のお手伝いというようなことは、今の息子にはまだしっくりこないので採用していません。

そして、なぜ息子が象を助けたいといったのかわたしにはわからなかったのだけれど、
それなら・・・と理由の後追いみたいですが、象に関する絵本をセレクトして一緒に読みました:

ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)

ゾウの森とポテトチップス (そうえん社写真のえほん)
横塚 眞己人(写真) そうえん社

昨年の夏の課題図書だったと思うのですが、よく本屋で目にしたのもあってかふと思い出しました。
これこそ対象年齢は小学生~だと思うのですが、写真で視覚的にわかりやすいので、
あまりにも文章ボリュームが大きいところだけ元の内容を崩さない程度に要約しながら読みました。
読み終わった後、「象と人間は本当は仲良しなんだね?」と息子に聞かれました。
動物たちも人間も、みんなで仲良く生きていくために、大切なのはまずは知ることですね。
うちではなるべく自然に負担のないものを選んで買っているんだよ、と伝えてみたので、
今後息子がそういう部分に少しずつ興味をもっていってくれればよいかな、と思います。

そして、またまたあまりにも悲しいので一瞬どうしようか迷った絵本・・・

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)
土家 由岐雄(著) 武部 本一郎(イラスト) 金の星社

戦争時、爆撃されて檻から逃げたら・・・と人間の都合で殺された上野動物園の象たちの実話です。
読み終わった後、息子はわたしの手から絵本を奪い取り、床に投げつけてそれをたたき出しました。
一瞬動揺したのですが(というか、絵本をそんな風に扱うのはよくない!と言葉が出そうになった・・・)、
息子の様子が、表情だとか空気感が、なんだかいつもと違ったので、
ふと、ストレートに、悲しい気持ちなの?と聞いてみたら「・・・ちがう。」と言われ。
少し間が開いて、そしてはっとして、もしかして怒っているの?と聞いてみたら、
「・・・なんで。なんで爆弾おとすの。戦争ってなに。なんで。」と息子が静かに怒っていました。

わたしは、3歳だから、こどもだから、ただ悲しむかもしれない、ってそう思っていて。
でも、息子は。わたしが思う以上に、物事の本質を感じていて、絵本を読んでいて。

なんだか泣けてきてしまって。象さんたちを助けたいね、と正直少し泣いてしまいました。

戦争とは何なのか。上手に説明できるだけのものがわたしにはないのだけれど。
息子には、いっくんの怒る気持ちはおかあさんもわかるし、その優しさが嬉しい、けれど、
怒りに怒りで返すのではなくて、強さをもって優しい気持ちをまわしていこうね、と、そう伝えました。
それが答えなのかはわからないけれど。。。大人は考え続けなければいけません。

ひとつのことがきっかけで、どんどん広がっていって、息子の大きな成長も感じて。
こうして記録として書いていてふと気づいたのですが、これってパワーリーディングだなぁって。
こういったことが日常的に自然発生していくのは、わたしが学び、気付いたからかも?

「メッセージ:変化の鍵は?」
http://www.eigobon.com/powerreading/message.html

あらためて上記のメッセージを読み返してみて、伝えたいな、という気持ちになっています。
愛のある場所へ広がっていけばいいな、この世界が笑顔でいっぱいになるといいな。

世界中のこどもたちが (からだとこころのえほん)

世界中のこどもたちが (からだとこころのえほん)
新沢としひこ(著) 篠木眞(その他) ポプラ社

こどもたちの瞳にうつる真っ新なこの世界を、大人たちはこれからどうしていきましょうか。

さーて!献金箱がいっぱいになるまでまだまだ時間はたくさんありそうですが、
象さんに息子の気持ちを届けることのできる寄付先を探しておこうと思います。

まだまだたくさんのことを学べそうな予感。素敵な絵本たちとの出会いに感謝です*^^*

+いっくん 3歳6ヶ月+

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by kakachan19 | 2014-01-14 22:23 | ■超読み聞かせ