久しぶりに、「いいな♪」と思えるモンテッソーリ関連書籍に出会いました~!
モンテッソーリで育つ! 自分で考える子ども
学研教育出版(編集) 学研教育出版 (2013/10/8)
オールカラーが◎、なにより装丁が可愛すぎて手に取らないわけにはいかないのでした*^^*
帯に「今日からすぐにご家庭で実施できます」と書いてありましたが、その通り、
おうちモンテッソーリをスムーズに楽しむためのポイントをシンプルに抑えた内容がいい感じです♪
大切なポイントやケーススタディなど、子どもの見方、援けかたがよくわかりました。
「最低限の援助」「待つこと」「自己教育力」・・・
分かった気になってしまうとせっかく学んだ知識も錆びついてしまうなぁ、と、
久しぶりにモンテッソーリの考え方を復習というか再確認できてよかったです。
さらっと読める厚みですが、この本の最大の特徴はDVDがついてくることかもしれません。
シリーズになっていて、他にも2冊あったのですが、わたしはお年玉をもらっていないので(笑)
悩んでDVDの<モンテッソーリを実践する園の1日>が魅力的だったこちらの1冊をまずは購入~
紹介されているこどものいえの1日を普段みることのできない息子の園生活と重ねて観ました。
映像でみれるってやっぱりいいなぁ、わかりやすいなぁ、って思います。
特にモンテッソーリのメソッドは視覚的に確認しないとわかりにくい部分があると思います。
画質はきれいだし、編集もよくできているし、個人的感想として24分間のDVDのクオリティは◎。
その特質からか、誤解されやすく閉じた世界になってしまっていると感じるモンテッソーリ教育ですが、
こういった本がでてくるということは、少しずつ受け手側の親の意識も変わってきているということかなぁ。
なーんて。偉そうなことを言える立場では全くないのですが^^;; まだまだ勉強勉強!
息子は今年お年玉ではじめて自分でほしいものを考えて購入する体験をしました。
お年玉を受け取ったとき、自分のものだという意識が息子から見えたのと、
今まで一緒に買い物するなかで息子なりにお金の印象?理解?ができている様子だったので、
親子で話し合い、使わせていただく分、貯める分、献金する分、を考えてわけました。
その使わせていただく分のお年玉から息子が考えて購入したのが水族館のうみの生きものスタンプ♪
どんなものを買うと言っても絶対受け入れよう、と変な覚悟をしていたわたしなのですが^^;;
毎日自分のスタンプノートを取り出しては楽しそうにスタンプで遊んでいる息子です。
お金の理解はまだまだでも、自分のお年玉で買った!という昂揚感そのものがお年玉というか、
喜びを運んでくれたお金とそれをくれた人たちに対する感謝の気持ちが印象に残ればよいです。
お年玉をくれたおばあちゃんも息子のお年玉で買ったよ!の笑顔に喜んでくれてみんなハッピー♪
つい先回りしたくなったりこちらの都合で自分のいいように意見したくなりがちですが、
モンテッソーリのまなざしでこどもに寄り添えば、自分で考える子どもに自然に育っていく、
大切なのはやはり親のこころの在り方なのだなぁ、と繰り返しになりますが最近強く感じています。
こちらの本にあったコラムのモンテッソーリのことばがこころに触れたので書き留めておきます:
「わたしが今世紀の偉大な教育者と呼ばれていることに、異議を申し立てなければなりません。
なぜなら、わたしがしたことは子どもを研究したにすぎないのですし、
子どもがわたしに与えてくれたものを受け取り、表現したに過ぎないからです。
そしてそれがモンテッソーリ方式と呼ばれているものなのです。
せいぜいわたしは、子どもの通訳者であったにすぎません。」
すべての母親たちに多かれ少なかれ本来この通訳する能力は備わっているんじゃないかなぁ。
きっかけさえあれば眠ってしまっているその能力は目覚めるんじゃないかなぁ。
もちろんきっとわたしも。そんなことを思ったりしつつ。
それに気づかせてくれるこどもたちに感謝しなければいけないなぁ、とも。
他のシリーズもお財布と相談しながら揃えていこうかな、全部可愛すぎます(´◇`*)
モンテッソーリの子育て おとなが子どもにできること
学研教育出版(編集) 学研教育出版 (2013/11/5)
モンテッソーリの子育て 子どもの力を引きだす環境
学研教育出版(編集) 学研教育出版 (2013/12/3)
すべての子どもたちにモンテッソーリという選択肢が与えられる世界になりますように。
+いっくん 3歳6ヶ月+
ポチッと応援していただけるとうれしいです*^^*