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はじまりの日

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17日目:Vol.10 頭と身体は切り離して考えられない②


わたしが子どもだったとき、やっぱり自然が遊び場でした。

本を読むのが好きで運動神経が鈍かったわたしでさえ、
山の中に秘密基地を作ったり、急な斜面の岩肌を登ったり、
川で泳いだり、田んぼの中で泥まみれになったりしていました。

結構危ないこともしていた気がする…
息子が同じことをすると想像するとちょっと怖いものがあります…

あのころは人も自然ももっと大らかだったような気がします。
もしかしたら懐古主義というやつかもしれませんが…

わたしは息子には心も体も健康に育ってほしいと願っていますが、
それをどれだけ本気で考えているかと問われれば…

本気です。

モンテッソーリで運動の敏感期というのがあります。
子どもが自分の体を思い通りに動かせるようになりたい時期です。
0歳から6歳くらいまでに現れるそうです。(2ステージに分かれます)

こちらが参考になります→3.モンテッソーリ教育~発達の第一段階における敏感期

わたしが心から運動の敏感期を納得できた出来事があります。

歩けるようになり、その機能をどんどん獲得していった息子が、
ある夏の日、家の前にある緩やかなスロープに取りつかれました。

上って下って、上って下って、といつ終わるのかわからない。
わたしはじっとただ見守り続けること30分強(暑かった…!)
運動の敏感期のことを知っていたからこそ見守れたのだと思います。

だんだん上手になっていったある瞬間、真剣だった息子の顔がゆるみ、
とても満足した面持ちで自らスロープの上り下りをやめました。

そしてこの時に、息子は自分の思うとおりに体を動かしたいという
「自然から与えられた宿題」をやっているのだと心から納得できた気がします。

息子が歩くようになってから、1日のうち3~4時間は外で活動しています。
夏の暑い日も、冬の雪が舞った日も、息子と季節を感じてきました。
最近はお散歩だけでなく、公園での遊具遊びなどもだいぶ増えてきました。

本当はハイハイの時期に芝生で転がしたり、砂場にいったりしたかったのですが、
その頃は放射性物質のことで不安が強すぎて、できずじまいだったのが残念…
(今でも気にしています…子をもつ親にとっては悩みどころではないでしょうか)

最近の息子のブームはボール遊びとまてまてまて~の追いかけっこです。
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わたしの体力が追い付かなくて大変です…

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by kakachan19 | 2012-04-14 23:36 | ■チルドレン大学(~2014)